スライド時給は、キャストの売上に応じて時給を段階的に上げ下げする給料の仕組みです。「前の月の売上が◯円以上なら時給◯円」のように段を決めます。
スライド時給は、キャストの売上に応じて時給を段階的に上げ下げする給料の仕組みです。「前の月の売上が◯円以上なら時給◯円」のように段を決め、成績で次の時給が変わります。
売上の額で時給を決めるのがスライド時給、ドリンクや指名に点数を付けて決めるのがポイント制です。どちらも成績を時給に反映させる考え方は同じです。
スライド時給の段の例
| 前の月の売上 | 次の月の時給 |
|---|---|
| 30万円未満 | 1,500円 |
| 30万円以上 | 1,800円 |
| 60万円以上 | 2,200円 |
| 100万円以上 | 2,800円 |
たとえば前の月の売上が72万円なら、次の月の時給は2,200円の段になります。段の境目のすぐ下にいる子には、「あといくらで上の段」と伝えると目標にしやすくなります。
「売上」に何を数えるかを先に決める
スライド時給でいちばんもめやすいのは、どの売上をその子の売上に数えるかです。次の点を決めて、紙や画面で見せておきます。
下がる段を作るか
上がるだけにする店と、売上が落ちたら時給も下がる店があります。下がる段を作る時は、入店直後の子が不利にならないよう、時給保証を組み合わせる店があります。
雇用契約(アルバイトなど)で働くキャストの時給を下げる時は、最低賃金を下回らないことや、労働条件の変え方に決まりがあります。社会保険労務士に確かめてください。
立場ごとに見るところ
- 経営者:時給が上がった分、売上も伸びているか(給率)
- 内勤:月初に段を確定させ、キャストに新しい時給を伝える
- 代理店:今の段と「売上に数えるもの」を、導入するシステムで同じように作れるか
スライド時給で間違えやすいところ
- 月の途中で伝票を直した時に、その子の売上が変わったのを段の判定に入れ忘れる
- 担当のいない売上(フリーのお客様など)を誰かの売上に数えてしまう
- 段の境目の売上の子に、どちらの段か伝えずに給料を払う
段の判定に使った売上を、キャストが自分で見られるようにしておくと、時給への問い合わせが減ります。
「売上スライド制」を選ぶと「◯円以上で◯円」の段で時給を上げられます。売上は「税・サービス料を加える前の商品金額」か「会計額を按分」かを選べ、遠隔の売上を含めるかも決められます。通常の時給より下がることはありません。キャストは個人ページで今の成績を確かめられます。

よくある質問
スライド時給とは何ですか?
キャストの売上に応じて、時給を段階的に上げ下げする給料の仕組みです。
スライド時給とポイント制の違いは?
スライド時給は売上の額で、ポイント制はドリンクや指名に付けた点数で時給を決めます。
スライド時給で時給は下がりますか?
下がる段を作る店もあれば、上がるだけにする店もあります。
売上にTAX・サービス料は含めますか?
お店の決まりしだいです。含めるかどうかで段に届くかが変わるので、先に決めて伝えておきます。