ガールズバーの求人は、求人サイト・SNS・求人LINE・紹介などの媒体を組み合わせて出し、媒体ごとに「費用 ÷ 採用した人数」で1人採用あたりの費用を比べて見直します。応募が来ない時は、時給・日払い・体入の時給などの条件の書き方、写真、応募のしやすさ、返事の早さを直します。
ガールズバー(ガルバ)は、キャストがアルバイトで入れ替わりやすく、求人をずっと出し続けるお店が多い業態です。求人の費用は、家賃や人件費と並んで毎月かかる大きな費用になります。
この記事では、求人媒体の種類と費用の形、媒体ごとに1人採用あたりの費用を比べる方法、応募が来ない時に直すこと、求人に書く時の決まりをまとめます。応募が来た後に体入から採用につなげる方法は体入が来ない・続かない時の対策をご覧ください。
求人媒体にはどんな種類がありますか?
夜のお店の求人媒体は、費用のかかり方で大きく4つに分かれます。1つの媒体だけに頼らず、費用の形が違うものを組み合わせると、応募が途切れにくくなります。
| 種類 | 費用のかかり方 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| 求人サイト(掲載型) | 掲載する期間ごとに決まった額 | 応募をまとまって集めたい時 |
| 求人サイト(成果型) | 応募や採用が出た時に払う | 費用を応募や採用の数に合わせたい時 |
| SNS・お店の求人LINE | 広告を出さなければ費用は少ない(手間はかかる) | お店の雰囲気を伝えたい時・常に応募の入口を置きたい時 |
| キャストからの紹介 | 紹介した子に払う紹介料など | お店に合う子を集めたい時 |
掲載型は応募が来なくても費用がかかり、成果型は応募や採用が増えるほど費用が増えます。どちらが安いかはお店によって違うので、次の「1人採用あたりの費用」で比べます。
1人採用あたりの費用はどう出しますか?
1人採用あたりの費用は、媒体にかけた費用を、その媒体から採用した人数で割って出します。応募の数で割ると、続かない子ばかり来る媒体が安く見えてしまうので、採用した人数で割ります。
1人採用あたりの費用 = 媒体にかけた費用 ÷ その媒体から採用した人数
| 媒体 | 費用 | 応募 | 採用 | 1人採用あたり |
|---|---|---|---|---|
| 媒体A | 200,000円 | 20人 | 4人 | 50,000円 |
| 媒体B | 100,000円 | 15人 | 1人 | 100,000円 |
| 紹介 | 60,000円(紹介料) | 2人 | 2人 | 30,000円 |
この例では、かけた費用は媒体Bの方が少ないですが、1人採用あたりの費用は媒体Aが半分で済んでいます。さらに、採用した子がその後どれだけ出勤して売上を上げたかまで並べると、本当にお金をかけるべき媒体が分かります。
そのためには、応募の時に「どこで求人を見たか」を聞いて、採用した後の記録まで残しておく必要があります。媒体ごとの売上の比べ方は体入から採用までの管理にも書いています。
応募が来ない時に直すことは?
応募が来ない時は、媒体を増やす前に、今出している求人の中身と応募のしやすさを見直します。応募する子は何店も比べているので、知りたいことがすぐ分からない求人は飛ばされます。
- 時給・体入の時給・日払いの有無を、最初に目に入る所に書く
- 入店後しばらくの時給保証があるなら、期間と額を書く
- ノルマ・罰金の有無、引かれるお金(雑費など)をはっきり書く
- お店の中の写真と、働いている子の年代や雰囲気を載せる
- 週1日から・終電で帰れるなど、働き方の自由さを書く
- 応募の方法を手軽にする(LINEで応募できる、質問だけでもよい など)
応募が来ても返事が遅いと逃げる
応募が来ても、返事が遅いと他のお店に決まってしまいます。夜に来た応募に翌日の昼に返すのでは遅く、営業中でもすぐ返事ができる仕組みを作ると、面接につながる割合が上がります。返事の早さは媒体を変えるより効くことが多いので、先に見直します。
求人を出す時の決まり
求人には、守らなければいけない決まりがあります。違反すると、求人サイトに載せられなくなるだけでなく、お店の営業にも関わります。
- 18歳未満(高校生を含む)は応募できないことを書き、面接・体入では年齢が分かる書類で確かめる
- 時給などの条件は、実際と違わないように書く(職業安定法で、求人の内容を正確に書く決まりがあります)
- 接待をしないガールズバーで「隣に座って接客」のような、接待にあたる仕事を書かない
接待をするかどうかで、要る許可が変わります。くわしくは開業に必要な届出をご覧ください。2026年11月時点の内容です。個別の判断は専門家に確かめてください。
求人の費用を毎月見直す手順
- 媒体ごとの費用を、月ごとに経費として記録する
- 応募した子に「どこで求人を見たか」を聞いて記録する
- 月末に、媒体ごとの応募・面接・体入・採用の人数を数える
- 媒体ごとに1人採用あたりの費用を出す
- 採用した子の、入店後の出勤と売上を媒体ごとに足す
- 翌月にお金をかける媒体と、やめる媒体を決める
求人の費用は利益に直接効きます。月の利益の中で求人の費用がどれだけかを見る方法は売上と利益の見方にまとめています。
店長・内勤・代理店が見るところは?
- 店長:媒体ごとの1人採用あたりの費用と、採用した子の売上。翌月の求人の予算
- 内勤:応募への返事の早さ、どこで求人を見たかの記録、面接・体入の予定の管理
- 代理店:求人媒体を勧める時に、応募数だけでなく採用と売上の数字でお店と振り返る
UNIGHTでは、体入・面接の記録が出勤表とつながり、求人媒体ごとの採用人数・売上・1人あたりの費用が新人の一覧に並びます(全プラン)。スタンダードからは、求人LINEの応募者の一覧とお店からの返事、新しい応募のスマホへの通知、体入・面接の本人への前日・当日の確認LINEが使えます。プレミアムでは、求人LINEの応募にAIがその場で返事をして面接を決め、出勤表に入れます。くわしくは求人LINEのAI自動返信と応募の管理をご覧ください。
よくある質問
ガールズバーの求人はどの媒体に出せばいいですか?
決まった正解はなく、お店の場所や欲しい子の年代で合う媒体が違います。費用の形が違う媒体を組み合わせて出し、媒体ごとに1人採用あたりの費用を比べて、翌月にお金をかける所を決めます。
1人採用あたりの費用はどう計算しますか?
媒体にかけた費用を、その媒体から採用した人数で割ります。応募の数で割ると、続かない子ばかり来る媒体が安く見えるので、採用した人数で割ります。
求人を出しても応募が来ません。何を直せばいいですか?
時給・体入の時給・日払いの有無を最初に目に入る所に書く、ノルマや引かれるお金をはっきり書く、お店の写真を載せる、LINEなどで手軽に応募できるようにする、の順に見直します。応募が来た時に返事が早いかも確かめます。
求人に書いてはいけないことはありますか?
18歳未満が応募できるような書き方、実際と違う条件、接待をしないお店で接待にあたる仕事を書くことは避けます。