TAX(タックス)・サービス料は、夜のお店で飲食代に一定の率をかけて足す料金です。名前に「TAX」と付いていても、消費税だけでなくサービス料をまとめた店独自の率であることが多く、率はお店によって違います。
TAX・サービス料は、夜のお店のメニューに「TAX・サービス料 ○%」と書かれている料金です。セットや指名料・ドリンクを足した小計に率をかけて、会計の最後に足します。
名前に「TAX」と付いていても、消費税(10%)だけを指しているとは限りません。多くのお店では、消費税とサービス料をまとめた店独自の率です。率はお店ごとに大きく違い、決まった相場はありません。
TAXと消費税の違い
消費税は国の税金で、お店で飲むお酒や食事には標準税率の10%がかかります。お酒と外食は、8%の軽減税率の対象から外されています(国税庁・2026年11月時点)。
サービス料は、お店が自分で決める料金です。法律で率が決まっているものではありません。「TAX」はこの2つをまとめて呼ぶ言葉として使われています。
計算のしかた(込み・別の2通り)
TAX・サービス料の見せ方は、大きく2通りあります。メニューの値段にすでに含めておく「込み」と、小計に率をかけて最後に足す「別」です。
- 小計(セット・指名・ドリンク)
- 10,000円
- サービス料 20%
- 2,000円
- 消費税 10%(サービス料にもかける場合)
- 1,200円
- 合計
- 13,200円
サービス料に消費税をかけるか、どこで端数を丸めるかで合計は変わります。
「込み」のお店は、メニューの値段がそのままお客様の払う額です。そのかわり、キャストのバックを計算する時に、値段からTAX・サービス料の分を抜いてから率をかけるかを決めておく必要があります。
TAX・サービス料で決めておくこと
- 込みか別か。別なら率は何%か
- 消費税をサービス料の中に含むのか、別に10%をかけるのか
- サービス料にも消費税をかけるか
- セット・延長・指名料・ドリンク・ボトルのどれに率をかけるか
- 合計を100円単位・1,000円単位で丸めるか。丸めるなら切り上げ・切り捨て・四捨五入のどれか
- バックはTAX・サービス料を除いた額で計算するか
まちがえやすいところ
- メニューの表示と会計の計算で、率をかける項目が違う
- 込みの店で、TAX・サービス料ごとバック率をかけてしまい、払いすぎる
- 率を変えた日に、営業中の卓や会計済みの伝票まで計算が変わってしまう
お客様に値段を見せる時は、消費税を含めた額で表示する決まり(総額表示)があります。サービス料の決め方や消費税の申告は、税理士に確かめてください。
よくある質問
TAXは消費税のことですか?
多くの店では、消費税とサービス料をまとめた店独自の率です。消費税(10%)だけを指しているとは限りません。
TAX・サービス料は何%ですか?
お店ごとに大きく違い、決まった相場はありません。率はメニューに書かれています。
サービス料にも消費税はかかりますか?
サービス料もお店の売上なので、消費税の対象になります。会計でサービス料に消費税をかけて見せるかはお店の決め方しだいなので、税理士に確かめてください。
バックはTAX・サービス料込みの額で計算しますか?
お店の決まりしだいです。込みの額で計算するか、除いた額で計算するかで払う額が変わるので、キャストに先に伝えておきます。