概算は、会計の前に「今の時点でいくらくらいか」をお客様に見せる金額の目安です。延長を聞く時に、延長した後の金額と並べて見せるとよく伝わります。
概算は、会計の前に、その時点までの合計の目安をお客様に見せることです。紙に書いて見せたり、レシートプリンターで出したりします。お店によっては「お見積り」とも呼びます。
夜のお店では、ドリンクや指名が積み重なって、会計が思ったより高くなることがあります。延長を聞く時に概算を見せておくと、お客様が延長するかを決めやすくなり、会計の時の「思ったより高い」が減ります。
概算を見せるのはいつ?
概算をいちばん見せるのは、延長を聞く時です。そのほかにも、お客様から「今いくら?」と聞かれた時や、高いボトルの注文を受ける前に見せるお店もあります。
- セットが切れる少し前に、延長するかを聞く時
- お客様に「今いくら?」と聞かれた時
- シャンパンなど高い注文を受ける前
- 売掛で帰るか、カードか現金かを相談する前
概算に載せること
概算には、今の合計だけでなく、延長したらいくら足されて合計がいくらになるかを並べておくと、延長の話がしやすくなります。
- セット・指名・ドリンクの小計
- 15,000円
- サービス料・消費税
- 3,000円
- 今の合計
- 18,000円
- 残り5分
- 延長すると
- +3,600円
- 延長後の合計
- 21,600円
延長後の合計にもTAX・サービス料が入るかは、お店の決め方に合わせます。
概算と会計の金額がずれる理由
概算は、その時点の目安です。概算を見せたあとにドリンクや延長が増えれば、会計の金額は概算より大きくなります。お客様に見せる時に「この後のご注文は別です」と一言添えておくと、もめずに済みます。
反対に、会計の金額が概算より小さくなる時は、概算のあとに取り消した注文があるか、値引きを入れたかです。理由が伝票の修正の記録で追えるようにしておくと安心です。
まちがえやすいところ
- 概算を手で計算して、TAX・サービス料を入れ忘れる
- 概算を請求書と勘違いされ、その額だけ払って帰られる
- 概算を出したあとに伝票を直したのに、古い概算のまま延長を聞く
経営者は、会計の時の苦情が多い日に、延長の前に概算を見せていたかを店長と確かめます。内勤は、概算を見せる時の言い方(「この後のご注文は別です」など)を黒服全員でそろえておくと、伝わり方がぶれません。
概算は請求書ではありません。会計の明細(お会計)やお店の控え(精算)とは分けて扱います。
iPadから概算をレシートプリンターで出せます。概算には今の合計に続けて、セットの残り時間・延長するといくら足されるか・延長後の合計が載ります。小計・税・サービス料の内訳を出すか、合計だけにするかも選べます。呼び方は「お見積り」など、お店の言葉に変えられます。

よくある質問
概算と会計の金額が違うのはなぜですか?
概算はその時点の目安なので、そのあとに頼んだドリンクや延長が足されると、会計の金額は増えます。取り消しや値引きがあれば減ります。
概算はいつ見せればいいですか?
延長を聞く時がいちばん多いです。お客様に今いくらか聞かれた時や、高いボトルの注文を受ける前に見せるお店もあります。
概算に延長後の金額も書いたほうがいいですか?
延長したらいくら足されるかを並べておくと、お客様が延長するかを決めやすくなります。